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Lira(旧HNらいらっく)と申します。このブログでは群馬・着物・庭・日常生活などなどについて気ままにつづっています。よろしくお願いしまっす。
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母の入院~娘の日記~
初期乳癌だった母の入院から退院までまとめました。
すみませんが、入院前後の検査内容について
よく聞いてないので正確にわかりません。

母の存在の大きさを感じ
そして、保険と健康診断、大事だな…ーー; とも思った出来事でした。



12月頃、母は健康診断の一環である乳癌検診をうけました。
再検査の通知が届いたときは、写し方が悪かったのかな?と
母は思っていたそうです。しかし、再検査を受けて
健康診断の先生に乳癌の疑いがありますと診断されました。

もう一度検査しなおすか、大きな病院へ行って検査するか、どちらにしますか?
と聞かれたとき、母は大きな病院へ行くことを選びました。
そして、大学病院を紹介してもらいました。

あたしが、母に乳がんの疑いがあると知ったのは1月中旬でした。
父から携帯で連絡を受けました。
まだ、癌の疑いがあるということと、入院して手術をするということを
聞いただけでしたが、涙があとからあとからでてきてとまりませんでした。
父からの電話の後、母に電話をしました。
娘のあたしより、母のほうが辛いんと言い聞かせ
電話口では泣かないように努めました。

しこりの程度はどのくらいか母に聞いたら
手で触ってもしこりがあるかはわからないとの答えでした。
また、大学病院はベッドがあいていないため、ベットが空き次第入院。
そして手術をするということが決まっていると聞きました。

癌かわからないし、大きさもわからず、手術?
ベッドが空くまで入院できない?
病院の選択は大丈夫なんだろうか・・・と
入院後の検査の過程を知らなかったため、そのときは不安になりましたが
その後、病院や検査の過程をネットで調べて、少し大丈夫かなと思いました。
(あとで考えたら、入院して細胞を検査した後、癌とわかった場合
手術室が空いていなかったら早急に手術ができないので
手術室の予定も組んだのだろうと思いました。)

余談ですが、、、ちょうど乳癌のドラマもやっていました。
87%~あたしの生存率~
この題名に抗議があり、~あたしの生存率~という言葉が
新聞などの番組欄から削除されたそうです。
母が癌だと知る前は、題名をみてもなんとも思いませんでしたが
母が癌と知ってから、生と死を意識せずにはいられなくなりました。
なので、抗議した人の気持ちもなんとなく理解できました。

後日、父からベッドが空いたので入院と退院の日が決まったと
連絡がありました。
1月26日(水)入院
1月31日(月)手術


1月28日から仕事で東京へ行くため、2月2日(水)まで休みをとって
それまで毎日病院へ通うことにしました。

1月28日(金)
仕事帰りに病院へ行きました。
ご飯も普通食で、点滴をしているわけでもなく
いたって元気そうでしたので、安心しました。

1月29日(土)
午後、手術についての説明を受けました。
弟はこられなかったので、父母とあたし。

癌細胞か検査の結果、癌でした。

癌の大きさは、2cm未満(だったと思います)で
温存法を適用できる大きさだでした。

温存法は、摘出した部分を手術後に検査して
癌細胞がとりきれていないと判断された場合
また温存法にて切り抜くか、乳房を全て取るといった
手術を再度しなくてはいけないそうです。
検査結果は約1週後にでるとのことでした。

今のところ、検査結果からリンパへの転移の兆候はみられないが
リンパは3つに分類できて、一番乳房に近いリンパを全て摘出して
手術中に癌細胞があるか判断するそうです。もし、癌細胞があれば
次のリンパにも転移があるかどうかまた調べ、癌があったら
次のリンパを摘出・・・といった方法があるそうです。

また、色素?を流し近いリンパの一部のみを摘出する方法があるそうです。
ただし、癌細胞があると色素が流れない場合があるので
癌細胞を摘出できなくなる可能性もあるそうです。
成功率はだいたい90%と聞きました。

母は、温存法と乳房に近いリンパの全摘出を選択しました。

温存法の場合、切除した部分を検査します。
その検査結果は1週間後に出るそうです。
もし、再手術になった場合、手術室が空いていないと困るので
念のために手術室の予約も入れておくとのことでした。

転移しているかどうか、一番心配していましたが
先生の経験から、今の段階では転移はみられないと聞き
少し安心しました。

どんな先生だろう~?と不安でしたが、丁寧に説明してくれて
とても真剣に(あたり前ですが・・・)対応してくれて
この人だったら大丈夫だろうと感じました。

1月30日(日)
父と病院へ向う途中、巣鴨のとげぬき地蔵へ寄りました。
前に来たときは、洗い観音をタワシでこすった覚えがあるのですが
みんなタオルを持っていて、???と思い
入り口でどうやってお参りするか聞きました。
お線香を購入して身を清め、本堂へお参りして、お守りを購入しました。
その後、洗い観音へ。すごい列でした。
タオルは持ってなく、ハンカチでもよかったのですが
洗ったタオルも母に渡そうと思い購入しました。
30分くらい並んだでしょうか、タオルで一生懸命擦ってお願いしました。

1月31日(月)手術当日
点滴をしており、T字体、手術用のストッキングを
つけるのを手伝いました。
そして、2時半ごろだったでしょうか、
これから手術室に行きますと看護婦さんに呼ばれ、
歩いて手術室に行くので、エレベーターまで見送りました。

手術後、病室のベッドで帰ってくるそうで、
エレベーター前に待機するために持っていかれました。

手術が終るまで、父と弟とあたしと3人が部屋で待っていました。
とてもとても長い時間でした。

7時近くだったでしょうか、無事に手術が終りましたと
連絡がきて先生から説明を受けました。
切除した部分を見せて、この中に癌がありますと説明してくれました。
また、リンパ部分に転移はしていなかったとの報告を聞いて
ホッとして、また、涙があふれてきました。
その後、1時間くらいたってから、ベッドに乗って母が帰ってきました。
まだ麻酔がとても効いているようでした。
先生と若い先生方達が、母に一生懸命対応してくれていたのが印象的でした。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最初、母はうんうんと頷く程度でしたが、だんだん麻酔がきれて
答えられるようになってきました。
1時間くらい様子をみて、そして帰宅しました。

帰宅途中、父が ”長かったな。”と。
手術の時間も長かった。
手術に至るまで(癌の疑いがでてから今日まで)も長かった。

2月1日(火)
両親の知人の方が午前中にくると聞いたので、午後から病院へ行きました。
少し熱がでており、氷枕をしました。
先生や看護婦さんからは、少し起きて動いたほうが回復が早いから
と言われていましたが、麻酔が完全に抜けきれていないせいか
母は夕方くらいまでほとんど眠っていました。

夕方くらいにやっと麻酔がきれたようで、元気になってきました。
傷口は痛いそうなので、痛み止めをもらっていました。

2月2日(水)
昨日は歩く姿がみられませんでしたが、今日は散歩できるようになりました。
母と病院内を散策しました。
あたしの主人もお見舞いにきてくれて、群馬へ二人で帰りました。

2月4日(金)
東京で仕事があり、再度上京しました。
この日は夜遅かったので、病院には寄りませんでした。
先日、節分の日の太巻きについて父にちょろっと話をしたら
父は節分に太巻きを買って、母に食べさせたそうです。

2月5日(土)
切除部分の検査結果がでて、癌部分は全て取りきれたとの
連絡がありました。家族みんなホッとしました。
夕方、主人が実家にきました。

2月6日(日)
今後の治療方法についての検査をしているそうです。
退院はまだいつになるかわからないそうです。
群馬へ戻りました。

2月9日(水)
退院が11日に決まったと、母から連絡がありました。

2月11日(金)
母が退院しました。25日に抜糸するそうです。
普通、手術後は2週間ほど入院するそうですが
回復が比較的早かったので退院が決まったそうです。
しかし、傷口はまだ完全に治ってはいないため
家でも寝たり起きたりの生活をしています。
完治にはだいたい3ヶ月くらいかかるそうです。
母さん、暖かくなったら一緒にでかけようね。

今回、初期だったため癌を全てとりきれましたが
別の場所が癌になる可能性も捨てきれないので
母には癌検診を欠かさず受けて欲しいと思いました。

また、あたし自身も定期診断が大事だと思いました。
でも、マンモグラフィーの検査を一度受けたことがあるのですが
痛かった。。。T_Tヤダヨー。ちなみに、母は痛くなかったそうです。
なので、絶対痛くない検査器開発してよ!と思う、今日この頃です。。。

母が手術でお世話になった先生方にはもちろんのこと
健康診断で診ていただいた先生にも、とても感謝しています。
母の乳癌は奥にあったため、しこりとして感じるくらいになったら
多分、手遅れになっていたのではないかと思います。

健康診断や手術でお世話になった先生方、看護婦さん達
デキル(きちんと仕事ができて、人間的に暖かい)方々に出会えて
幸運だったとつくづく思います。

本当にありがとうございました。

そして、心配してくださった皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m


~その後の母~
by gunma_lilac | 2005-02-14 01:14 | 携帯からUP!& 日記
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